デスマーチの定義

残業が多いプロジェクトだと何でもデスマーチだと思っている人が多いけど、実はちょっと違う。

この言葉(=デスマーチ)を広めたエドワード・ヨードン(Edward Yourdon)氏は、著書「Death March: The Complete Software Developer's Guide to Surviving "Mission Impossible" Projects」(1997年)の中で、デスマーチ・プロジェクトの定義として次の項目を挙げている。

  • 与えられた期間が、常識的な期間の半分以下である
  • エンジニアが通常必要な半分以下である
  • 予算やその他のリソースが必要分に対して半分である
  • 機能や性能などの要求が倍以上である

だから、お客様の用件を纏め切れなくて工数が増えている今のプロジェクトはデスマーチじゃない。
こんなに大変なのに、デスマーチじゃないなんて…ちょっと寂しい?(笑)