久保田の萬壽ってどんな酒?

久保田のランクがよくわからん。美味いんだけど、久保田の萬壽って吟醸なの?何なの?ってことで、説明書を引用。

萬壽 久保田

いつの世でも、特にこのごろのように激しく動く時代では、古い世代と新しい世代との感覚の違いが大きく、なかなか一致点が探しにくい。
どんなに激しく変わっても、一貫しているだろう日本人の育ててきた感覚の本質みたいなものは無いだろうか。
わざわざ古風な作り方で若い人たちにも向く香味を探してみたが……。
この酒なら一致点が得られまいか。

 創業時の久保田屋の名を冠する萬壽久保田。

  新潟米使用・精米歩合35%
  純米大吟醸

おおぉ、やっぱ純米大吟醸だよな!って、精米歩合35%って鬼か!!
精米歩合とは、白米の玄米に対する重量の割合のことを言う。つまり、精米歩合35%と言うことは、玄米の状態から外側を65%削ってるってこと。半分以上削ってしまって、ホントに真ん中に近い部分しか使ってないって事だな。米の胚芽や外側には、たんぱく質、脂肪、灰分、ビタミンなどの酒の味や香りを悪くする成分が含まれているから、沢山削っているほうが一般的に良い酒と言われる。値段のほうも、同じ量の米から出来上がる酒の量が少なくなるから高くなる。
ちなみに家庭で食べている米は、精米歩合が92%程度の白米。清酒の原料とする米は一般的に精米歩合が75%以下の白米が用いられていて、50%以下まで削ると大吟醸と呼ばれる。それから考えても久保田萬壽がどれだけ材料を厳選しているかわかるな。ちなみに情報源はコチラ。
PRONT - 「大吟醸とは?」 - http://www.tx-pronto.co.jp/osake/sake_japanese.htm
久保田の説明書を読んで、ちょっと親と飲みたくなった。親はどっちかと言うと洋酒派だけどな(笑)