海賊版を探してくれば、無償でWindows XP Professionalが手に入る…の?

Microsoftが、Windows海賊版防止プログラムの開始と同時に、海賊版を正規版と交換してくれるサービスを開始した。

今回提供するバージョン 1.0では、Windows UpdateMicrosoft Updateから提供されるWindowsの更新プログラム、およびダウンロードセンターを利用する際、WGAによるライセンス確認が初回アクセス時に必要となる。検証プロセスとしては、Active Xコントロールによる専用モジュールをダウンロードしてチェックするため、プロダクトキーの入力は不要だ。なお、セキュリティ更新プログラムなど重要度の高い更新プログラムについては、WGAによる検証の有無にかかわらず、ダウンロードセンターや自動更新経由で全てのWindowsユーザーに提供される。

そのほか、Windows XPの偽造品を正規品と無償で交換する制度も開始。偽造ソフトウェア購入報告書、購入証明書、偽造版CD-ROMを提出すれば、マイクロソフトが書類を審査した上で正規ソフトが無償で提供される。なお、偽造ソフトウェア購入報告書のみを提出したユーザーについては、書類の適格性を判断した上で、Windows XP ProfessionalのWGAキットを18,625円で、Windows XP Home EditionのWGAキットを12,375円で販売する。

今回のサービスって、つまり海賊版をタダで正規版に出来るってこと…だよな?物凄い大盤振る舞いだなぁ。
これで海賊版の売れ行きが良くなるような気がしないでもない。でも正規版を入手したユーザーがちゃんとバージョンアップを続けてくれることを考えれば、Microsoftとしては結果オーライなんだろう。
ちゃんと正規版を買った俺としては、正直ショックだ。Win2kで頑張っておいて、今回のキャンペーンでXPを手に入れればよかった。