WebSphere Application Server V5.0 認定システムアドミニストレータ(Basic)受験レポート
昨日の日記で「本を読む」って書いてたのは、実はこれの試験勉強をするため。結局1時間くらいしかやらなかったな。トータルでも、試験対策の本を通しで2,3回読んだだけだ。後は、実際に使ってる強みと言うか、実務で覚えた知識でトライ。
今までのSJC-PとかWebSphere Studioの試験と比べて全然勉強してなかったけど、正解率66%という微妙な成績で無事に合格することが出来た。ちなみに合格ラインは58%。これってちゃんと力があるってことなんだろうか…点数は低くても合格は合格なんだけど、なんかちょっと納得がいかないなぁ。って、これは前日まで遊び呆けてた奴の台詞じゃあないな(笑)
ちなみに、試験勉強の為に読んだ本はこれ一冊だけ。これだけで十分だと思う。
WebSphere V5.0 認定システムアドミニストレーター(Basic) (WebSphere教科書)
- 作者: 横井聡
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2003/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さて、合格報告だけでは情報としての価値が薄いので、受験レポートを書いておこう。参考になればいいが。
- 試験の進め方について
- 模擬試験をやってみればわかると思うけど、時間はめちゃめちゃ余る。90分あるんだけど、40分くらいで1回目が解き終わるくらい余裕。だから、慌てないでじっくり問題を読んで、選択肢を見てからもう一度問題を見直すくらい1回目に時間をかけたほうがいい。
- 複数選択問題の場合はいくつ選択するか書いてあるから、数が足らないことの無いように。問題によっては、4つの選択肢のうち3つを選ぶこともあり、「それって逆を探した方が早いんじゃ?」ってなる。
- わからない問題はカンで答える。間違えた解答をしたからといって減点にはならない(無回答と同じ扱いになる)ので、折角だから適当に答えておこう。
- よく似た問題が出ることがある。同じ選択肢が回答になる問題が2回出て、選択肢に同じのが2つしかなかったからそれが絶対正解、みたいな。
- 内容について
- まず、出ないところは無いと思ったほうがいい。元から出題の比率が提示されているだけあって、どのカテゴリもきっちり出題される。
- バッチコマンドの出題が多い。ブラウザの管理コンソールしか使っていないと、わからない問題ばかり。ここは重点的に勉強した方が良い。wsadmin超重要。$AdminAppとか$AdminConfigは上で紹介した本で唯一足らない部分だと思う。WASのInfoCenter等で追加勉強しないと解けない。($AdminConfigでデータソースを作成する時にオプションの一覧を表示するのはどれか、とか)。他にも、各種バッチは名前までキッチリ覚えておかないと、ファイル名を聞く問題が結構出る。
- Webサーバー・プラグインとplugin-cfg.xmlの出題も多い。存在する場所、再構成が必要なタイミング、作成方法等、やたら細かいところが出題される。
- 秒数を聞かれてわからなかった時は、設定更新・反映系は60秒、タイムアウト系は180秒って答えとくと、正解の可能性が高いかも。
- その他
- 試験会場が梅田1でちょっと早めについたら、1階に喫茶店があるのでそこで休憩したらいいかも。
- 同じく試験会場が梅田1の場合、途中でディアモールを通るので道草して遅刻することの無いように。俺はVodafoneショップに寄ってしまった。
- 試験が始まったら途中退室は禁止なので、御手洗にも行けない。かならず事前に済ませておくように。俺はちゃんと試験前に行ったのに、試験開始1時間くらいでコーヒーの利尿作用が炸裂してとっても辛かった。あれ、じゃあ喫茶店行かない方がいいのか?(笑)
- 一緒に試験を受ける人が何を受けるのかすっごい興味が沸くけど、覗き込まないように。但し、自分が先に試験が終わった場合、後ろを通る時に見えちゃいます。
- さらに同じく試験会場が梅田1の場合、受付の下においてあるWebSphereの参考書が未だにV4.0のものなので、試験前に緊張のあまりバージョン違いに気づかずに熟読して、古い知識を身に着けないように。
最後の方は梅田1の話ばっかりだが、参考になれば幸いだ。
追記。
うおぉ!「WebSphere Application Server V5.0 認定システムアドミニストレータ(Basic)」でGoogle検索したら、このブログがIBMのサイトより上に表示されるー!っつーか、IBMのサイトがヒットしてないぞ?
表示されないようにしてるとか?うーん、何でだろう?