マンマ・ミーア!観劇

昨日、午後5時30分からの部のマンマ・ミーア!を見てきた。

舞台はエーゲ海に浮かぶ小島。シングルマザーのドナと二人で暮らす20歳のソフィには夢があります。それは純白の結婚式を挙げて、幸せな生活をおくること。でもそのためには、ひとつしなければならないことがあるんです。父親をみつけて、バージンロードをエスコートしてもらわなきゃ!母の昔の日記をこっそり持ち出して読んでみると、なんと父親の可能性があるのはサム、ビル、ハリーという3人。ソフィは母にはナイショで彼らに結婚式の招待状を送ります。来てくれるように願いを込めて・・・。

マンマ・ミーア!って、キャッツと比べるとかなりスロースタート。アイーダもそうだったから、あのいきなりドカン!と来るキャッツが特殊なのかもしれない。あれで一気にミュージカルの中の世界に入り込む気がするから、あのスタートはかなり良いと思うんだけどなぁ。
ストーリーでは母と娘が同じくらいのウェイトで書かれていたんだけど、実際は母8:娘2くらいだな。断然母が主役。ターゲットも多分4,50代の女性なんだろう。客層もそのようになっていた気がする。でもそれは四季ならどれでもそうなのかも?
ABBAの曲が沢山使われているのもウリの1つのようだけど、俺は洋楽全然判らない。全然判らないけど、曲を聴くと知ってる曲もあった。中でもダンシング・クイーンは誰でも聴けばわかるって感じだな。曲が判らなくても、それはそれで楽しめた。
マンマ・ミーア!が他の作品と違うところといえば、マンマ・ミーア!はミュージカルなんだけど、最後はコンサートになる。しかもストーリーが終わった後で。この時だけは、おじさまもおばさまも立ち上がり、音楽にあわせて手を左右に振ったりする。今考えるとかなり不思議な世界だけど、その時は自分もノリノリで手を振っているから気付かない。
なんか変なところばっかり書いたけど、流石劇団四季という感じで歌も踊りも小ネタ(笑)も素晴らしかった。