出会いたくないExcel課題管理表
数人で課題を管理しようと思うとExcelが一番簡単なので、Excelを使って管理することが多い。しかし、簡単とは言っても、始めるのが簡単なだけで、きちんと管理し続けるのは案外難しい。数個書いてあるだけで忘れ去られてしまっている課題管理表が、2,3プロジェクトに1つはあるんじゃないかな。また、ちゃんと管理出来ているのか?と思ってしまう課題管理表を見かけることもある。
ふと思い立ったので、今まで見かけたことのある、嫌な課題管理表を挙げてみよう。
- 必要最低限の項目が無い。使いどころによるけど、これくらいは欲しいかなぁ。
- 連番
- 分類(さらに大小等と分けても良い)
- 優先度
- 重要度
- 影響度
- タイトル
- 内容
- 起票者
- 起票日
- 対応策
- 対応者
- 対応予定日
- 対応完了日
- 前項とは逆に、項目が多過ぎて見る気を無くす。右スクロール2ページが限界かと。
- 1つの課題について複数行を使用して記述するようになっており、
- 解決済みのデータを非表示にする等のフィルタリングが手作業。
- 連番を振るのも手作業。
- 文の改行を考えながら記載しないといけない。
- セルの結合が使われており、
- 共有化して複数人で編集することが出来ない。
- セルの高さが自動調節出来ない。
- 最終的には印刷した紙で管理しており、Excelファイルに反映されていない。
- 印刷することが全く考えられていない。
- 行に色がついているが、色の意味について使用者の意識が統一されていない。
- 一覧と単票のファイルに分かれており、両方を手作業で記載する必要がある。
- ジャンルごとに全然違うところにファイルがあり、フォーマットも全然違う。
課題を管理するのは素晴らしい事だけど、手間をかけずに出来たらもっと素晴らしい。
他にも「こんなのに出会ったことがある!」と言うのがあれば、コメント頂ければ有難いです。参考にします。