スケジュールに年休入れてみない?

3月も終わりに近づき、新しい年度はもうすぐそこに。さて、今年はどれだけ有給を使えましたか?俺はかなり使えた。半年くらい遅れたけど夏休みも取れたし、それとは別に年休も何回か使ってるから、消えるのは5日くらいかな?ちゃんと計算してないからわからないけど。
中には「有給なんてここ数年取ったことなんてネェよ!」と言う悲しい方もいるかもしれない。なんなら代休が余りまくって年休どころじゃない人も…うぅ、なんか書いてて悲しくなってきた。
さて、そこで疑問。よくよく考えると、年休がスケジュールに入ってるプロジェクトを見たことが無い。これはウチの会社だけなんだろうか。もしそうだったら俺今物凄く恥ずかしいことを書いてることになるな。でもMSProjectでも「月に1日を年休として取っておく」とか無いしなぁ。やっぱやってないんじゃないかな…よし、やってないと仮定して話を進めよう。
普通に考えると、年休を万遍無く取ったとしたら年休の数から考えて1〜2ヶ月に1日くらいは休むはずなんだよな。じゃあ最初の見積もりとか工数を出す時に、年休を考えて工数を出す必要があるんじゃないだろうか。そして、スケジュールにも入れてしかるべきなんじゃないだろうか。
例えばこうだ。
2ヶ月先のスケジュールまでそのレベルのスケジュールを立てているかどうかは別にして、2ヶ月に1日はスケジュールを引く側が「年休」として空けておくようにする。この業界は打ち合わせさえ入らなければ休日をずらしてもあまり問題が無いので、その付近で年休を取りたければ取り、いらないと思えばスケジュールを前倒ししていく。
スケジュールが多少キツくても、年休だったところを休まずに働くことで挽回することも出来る。逆に言うと、気合を入れてオンスケで通せば、スケジュールとして年休の御褒美が待っているわけだ。

PG「○○登録画面、終わりました〜」
SE「ほい、ご苦労さん。じゃあ次××照会画面なんだけど、どっかで1日年休取るスケジュールになってるんだけどどうする?」

SEから年休の話が出るなんて、素晴らし過ぎる!
今まで俺がPGをしている間にしてきたSEとの年休の話と言えば、SEが「俺はもう5年年休取ってないぞ!」とかそんな自慢はいらないから【休み】【ください。】

こうすれば、年休もきちんと取得させられるし働くほうも気合が入ると思うんだけど、どうだろうか。年休取得率が低すぎて困っている企業の人事部の方、試してみない?俺も次スケジュール引くことがあったら考えてみよう。
まあその前にもっと精度の高いスケジュールが引けるようにならないと駄目なんだけどな。