Eclipseプラグインはじめました。

今のプロジェクトで要るんじゃないかと言う話があって、ちょっと勉強を始めてみた。教科書はこれ。

Eclipseプラグイン開発

Eclipseプラグイン開発

著者がデザパタ本のErich GammaとXPのKent Beckという、超豪華キャスティングな本。本格的なEclipseプラグインを開発する過程を、デザパタテスト駆動開発を交えながら学ぶことが出来るらしい。
本当はこういう「○○を学ぶついでに××もわかる」みたいなオマケ付きの本にはあまり良い印象が無い。以前「Swingを学ぶついでにデザパタもわかる」って本を買って、どっちもわからなかったからだ。だけど、今回は著者のネームバリューに負けてこれを選択した。

取り合えずPart1を終えた感想

なかなか良いんじゃないかな。中身がカラーじゃないのが残念だけど、図やスクリーンショットを多用してわかりやすく説明してくれているし、Eclipseのバージョンも3.0.1対応になっていて今の開発に近い。
文の内容も、「こうやったら動くよ」的な出来る手順を並べてあるだけじゃなくて、「ここにこう記述するとEclipseが起動のときに読み込んで、でも実際にクラスがロードされるのはボタンが押されたときで…」みたいな仕組みや、「プラグインは”どのような機能があるのか”と言う”宣言”と”実際の動作”を行う”実装”が分離されている」みたいな考え方もちゃんと書いてくれている。
最初は「こうやったら作れるんだよ/動くんだよ」でもいいけど、実際に作るとなると、どうしてもそういう深い所や考え方がわかってないと、そこでハマることが多いからなぁ。こういうところまでキッチリ書いてくれているのは嬉しいところだ。