料理教室 本科 3回目【ベトナム風春巻き】【青椒牛肉絲】

syunduel2005-06-25

今日は仕事だけど、みなさん疲れているから仕事は午後からと言う事になった。これ幸いと料理教室へ。体は疲れても心はリフレッシュ…してるはず。

メニュー

  • ベトナム風春巻きターメリック風味
  • 青椒牛肉絲(チンチャオニュウロウスー)
  • 蕃茄蛋花湯(ファンチェタンホワタン)

今回は3品なんだけど、ぱっと見でわかるとおり、ベトナム・中華・中華という異色の組み合わせ。春巻きは以前に作ったから、ベトナム風春巻きにしたんだとか。

講義

今回の料理は中華とベトナム料理が混在しているだけあって、材料もかなり普段とは趣が違う。今回初めて使う材料はこんな感じ。

  • ライスペーパーベトナム風春巻きの皮の部分。ペラペラのセロファンみたいな状態の物を、水で戻して使う。
  • ターメリックベトナム風春巻きの中に入れる具材に色と香りをつけるために使う。和名では鬱金(うこん)と言い、たくあんの着色にも使われている。最近の健康食品ブームでも名前を聞くなぁ。
  • パクチーベトナム風春巻きの具材、または添え物として使う。またの名を「コリアンダー」「香菜(シャンツァイ)」と言い、独特の香りから苦手な人が多い。
  • ナンプラーベトナム風春巻きのソースの材料として使う。魚を材料として作られる醤油のようなもの。タイ語の「ナーム(水)」と「プラー(魚)」がくっついて出来た言葉らしい。
  • オイスターソース … 青椒牛肉絲の合わせ調味料の材料として使う。和名はかき油。牡蠣を塩蔵保存して干し牡蠣を作る過程で出来る上澄み液が、かき油の始まりだとか。

春巻きの具材として使う海老だけど、塩茹でする時のコツを。

  • ワタは茹でる前に取る … 茹でた後だとくっついて取れないので、先にとっておく
  • 殻を取らずに茹でる … 殻を取ると、身が引き締まってしまって固くなる。殻をつけておくと身が殻に守られる?ので、固くなりにくい。

調理

今日は青椒牛肉絲の為に、ピーマンやら玉葱を千切りの嵐。切っても切っても切っても、全然なくならない。まぁ、4人前だからな〜、そうもなるか。
千切りが終わったら、俺は各種調味料を合わせにかかった。途中レモン汁が誘拐されるというアクシデントがありつつも、どうにかこうにか完成。こういうソースって、単独で味見してもどうも変に感じる。だけど実際に食材につけて食べると美味しいんだよな。
そうこうしているうちに春巻きを巻く準備が出来たので、みんなで春巻きを巻き巻きする。ライスペーパーを引いて具材を巻いていくんだけど、海老を最後にするのがコツらしい。そうすると外側から海老の赤色が映えて、美味しそうに見える。

実食

中華は素早さが命!なんだけど、なかなか上手くするのは難しい。完成するタイミングがバラバラになっちゃうし、料理を作った勢いで片付け洗い物まで手をつけてしまう事が多い。今回もやっちゃって、青椒牛肉絲ちょっと冷めてきてた。
ベトナム風春巻きは元から冷たい食べ物なのでその心配は無かったんだけど、このベトナム風春巻きがなかなか旨い。ちゃんと、お店で食べるような生春巻きになっていた。パクチーを抜いたバージョンと入れたバージョンが1個づつ行き渡るように作っていたんだけど、何故か俺のには両方とも入ってなかった。折角だから…と余ったパクチーをそのまま単品で食べてみた。
ギャーなんか気持ち悪い!!
気持ち悪くさわやかな香りが激しく体を駆け抜ける。流石にコレだけで食べるのは無帽だったみたいだ。春巻きと一緒に食べたら美味しかった。多すぎるとくどくなるから、量の加減が難しいなぁ。